嫌な記憶を忘れる方法
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おはようございます。
現在AM5:00です。早起きしてブログを書いています。

最近はライティングの案件をLancersで受注したりしてなかなかブログ毎日更新ができていない状況です。申し訳ありません。
プログラミングの勉強もしたくて、ブログだけになかなか注力できずにいます。
もうちょっと時間配分考えなきゃなと考えています…(-_-;)。


皆さんはトラウマ級のひどい経験をしたことがありますか?

  • 理不尽に叱られた
  • 同僚にひどいことを言われた
  • 明らかに責任転嫁された
  • 怒鳴りつけられた
こんな経験ってだれしもにあるのではないでしょうか。
僕も過去に散々な目に遭わされたことがあります。

大学院生だったころ、研究室の同僚と喧嘩ばかりしていました。
一歩引いて意見を合わせようと努力はしていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。
というかその同僚が「絶対に負けたくない、必ず論破して見せる」という思考だったのです。
飲み会の席で、本当に殺すくらいの勢いで罵倒されました。
自殺に追い込むくらいの気持ちだったのではないかと思います。

当時の僕は目を泳がさせてしまう癖がありました。僕の父親もそうなのですが、メンタルが悪化するとつい泳いでしまうのです。
その同僚はちゃんと目を合わせて話がしたいと考えていたのだと思います。
あんまりにも目があわないものだから信頼できないと考えていたのかもしれません。
もしくはただ頭が悪く、マウントをとりたいだけの人だったのかもしれません。
というかその彼、頭に血が上りやすい傾向のある人で、相手を服従させることで安心できるタイプの男でした。
僕は当時こんな風に考えていました。「絶対に屈服はしない、自身の力で道を切り開く」と。
なのでなおさら怒り心頭に達していたのだと思います。得体が知れないですよね。

いずれにしても研究室の人のせいで重篤なトラウマを抱えました。
本当に死にたいくらいでしたね、朝起きてから寝落ちするまでの間ずっと怒っていました。
虐待を受けた子供やレイプをされた人の気持ちがよく理解できるくらいでした。

トラウマやPTSDから回復するのは時間がかかります。
場合によっては回復できずアルコールや薬物に依存して人生を破滅させてしまう人もいるでしょう。
犯罪に走って心の傷を回復させようとする人だっているくらいです。
僕は結局破滅することもなく、あの時よりは平穏に暮らしています。
何とか克服できた感じがします。
そして今、早起きをしてブログを書いています。

病院にもいかず、薬も処方していませんでした。
今日はそんなトラウマからどうやって回復したのか、どうやって立ち直ったのかを記事にしたいと思います。

PTSDから回復するためのテクニック
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PTSDから回復するために実践した僕の経験を話そうと思います。
結論から言います。

  • 運動
  • 瞑想
  • 勉強
これらのことにものすごく時間を割いてました。
公園で1時間ほどジョギングをしたり、実家で瞑想や勉強をして、何とか強烈な怒りを緩和させることに注力していました。

心理学的に言うと脱フュージョン法と呼ばれるもので、強烈な感情を振り払いたいときにその感情から意識をそらして、全く別のことに意識を向けていました。
そういった感情を何か別のキャラクターとしてイメージしてみて、そのイメージしたものがどんな形をしているのか、どんな色でどんな表情なのかを想像し、少しずつ怒りの感情そのものを緩和させていくことを実践していました。

樹木の中を爽快に走ると、その瞬間だけ強烈な怒りを緩和させることができていましたし、瞑想や勉強を頑張ることで何とか落ち着かせようとしていました。


このキャラクターは日によって大暴れする時もありました。
この化け物のようなキャラクターを少しずつ小さく弱らせていくイメージで取り組んでいました。
運動をする度にに頭の中にこびりついたネガティブな記憶が少しずつ小さくなっていくのをイメージしていました。

その甲斐があってか2年ほどで比べ物にならないくらい、改善させることに成功したのです。
一気に回復させることは絶対に無理です。
毎日少しずつケアさせていく方法が症状を回復させる最短の方法なのではないかと思います。

今でも職場で嫌なことがあって怒り心頭に達したときはフォアヘッド・タッピングというテクニックを実践しています。非常に有効なテクニックだと思います。
こちらの記事も参照してみてください。


現代社会は非常に病みやすい構造になっています。
一日中日の光の当たらない陰気な場所でストレスフルな仕事をしていると気が狂いそうになりますよね。
無事平穏に生きるのが難しい時代、どういった生き方を選ぶのが最善なのかもわかりません。
まともに恋愛することも難しくなっています。
パートナーとして選んだ人がマウントをとってきて不幸になるのを恐れる時代です。

衝動的な欲求に駆られて取り返しのつかない行動をとってしまう前に心理学の正しい知識を学んだほうがいいですし、心理学は小中学校で義務教育にしてもいいのではないかと考えてしまいます。

変な奴に負けないようにしましょう。
どうしたら心を殺されないで生活できるのかを思考しましょう。